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塩を取り巻く状況 part2

ゲランドの塩の現状と問題点

文献で確認される最も古い塩田での天日塩製造は、9世紀頃に確立されたとされています。現在もブルターニュ地方でその製法を守り続ける、塩職人にまつわるお話です。

ゲランドの塩の現状と問題点

ゲランドの塩生産者組合

古来、ゲランドの塩の生産には『パリュディエ(塩職人)』が携わってきました。ゲランドには現在220名のパリュディエがいてその3分の2が『ゲランドの塩生産者組合(連合)』の組合員です。

同組合は、ゲランドの塩の80%以上を生産していて、その代表が『シャルル・ペロー氏』です。ペロー氏は伝統産業を守る基本的なスタンスに則り、完全な天日乾燥海塩の生産を守り続けています。

生産者組合の塩の生産量は平年7〜8000tですが、年によってはかなりの差が出ることを考慮して、組合では常に3年分の備蓄を確保しています。

1999年のタンカー事故から塩田と塩の品質を守る為実害はありませんでしたが、組合員全員の判断で2000年は塩の採取を一年間中止しました。

ゲランドの塩生産者組合の生産しているゲランドの塩は、『ナチュール エ プログレ(ヨーロッパ農業衛生連盟)』認定のオーガニック商品で、真正なゲランドの塩であり、PGI(原産地名称保護制度)に認定されています。

インデペンデント(非組合員)

また、この他のパリュディエ達によって年間2000〜3000tのゲランドの塩が生産されていますが、これは『ブルディック社』によって統合されています。ブルディック社は、1996年に超大企業である『サラン デュ ミイディ社』によって買収されました。

同社の所有するブランド名としては、以下のものがあります。

サラン デュ ミイディ社のブランドには、他にも以下のようなものがあります。

日本の商社が取り扱っていますが、『フルール ド セル』という呼称に関してゲランドの塩生産者組合と係争がありました。『フルール ド セル』は、本来ゲランドの特産品です。しかし、地中海地方産の『カマルグ(サラン デュ ミイディ社)』が『フルール ド セル』という呼称を商標として所有していたが為、『ゲランド産』のフルール ド セルがその名を名乗れなくなってしまったのです。

『地中海産の塩が“フルール ド セル”を名乗る』 。それに対して異論を唱えるべく、生産者組合は『カマルグ(サラン デュ ミイディ社)』を相手取って訴訟を起こしました。そして、2000年になってようやく『組合側も“フルール ド セル”を名乗れる』 という裁判の結果に至りました。が、『ゲランド固有の呼称』に商標権が発生すること自体、疑問を感じざるを得ません。

その他のブランド

日本の『JTの塩』に準じたもので、大量生産商品です。また、サラン デュ ミイディ社には、アメリカの大企業で主に岩塩を取り扱っている『モルトン社』が資本参加しており、その発言力には強いものがあります。

サラン デュ ミイディ社は、工業用塩の大メーカーです。同社は、「スペイン」「ポルトガル」から海塩の原塩を輸入していますが、この輸入塩や、『カマルグ』で生産された大量生産塩を『ゲランドで袋詰している疑いがある』との組合の指摘によって、98年にフランスのマスコミにも度々大きく報道されました。

PHOTO (C) LES SALINES DE GUERANDE Pascal FRANCOIS