最初のファール

水路であり、貯水池であるが ニュアンス的には『部屋』といった方が想像しやすいかもしれない。
一つ目の部屋を抜け、二つ目の部屋を抜け3つ、4つ、と各『部屋』を 通過する感じだ。

塩田の敷地内で、このファールと呼ばれる場所が一番広い面積を使って いる。(『Vasiere:バジエール』は除く)
それだけ、太陽に対して『広く・薄く』面しているわけだ。

この『ファール』は蒸発用の池。先に進めば進むほど、海水は塩分濃度 を増してゆく。しかし、最終結晶池の『Oeillets(ウイエ)』に到達する までは液体であり続けなくてはいけない。

科学的根拠との矛盾が発生しない手法を、千年以上前に『手作業』で作 り出している。『最適な塩田』を作るまでに、いったいどれだけの時間 を費やしたのだろう。

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