ゲランドの塩生産者組合の塩が紹介されている書籍
ゲランドの塩物語 ─未来の生態系のために─
単行本: 200ページ
出版社: 岩波書店
ISBN: ISBN4-00-430730-9
発売日: 2001年5月18日
【内容紹介】
がんで余命ゼロと言われた夫の命を延ばす台所 14年も生きた奇跡の料理レシピ
単行本: 164ページ
出版社: 幻冬舎
ISBN: ISBN978-4-344-03280-4
発売日: 2018年4月5日
【ゲランドの塩生産者組合の塩が紹介されているページ】
【著者の言葉】
【関連書籍】
Bretagne des Marsis Salents (ブルターニュの塩田)
/ 2000 ans d'histoire (二千年の歴史)
単行本: 175ページ
出版社: Skol Vreizh
ISBN: ISBN 2-911447-37-9
発売日: octobre 1999.
1980年代以降、ゲランドの塩のグロセルとフルール・ド・セルは優良な称号を取り戻し、高品質な製品として世間にも評価されるようになりました。
ブルターニュ地方のマレ・サランツは、ランス河口からロワール河口までの塩の海岸線の発展を辿っています。豊富な図版は、未発表のアーカイブ文書の体系的な分析に基づいて、ゲランド地方の製塩所の景観史を初めて纏めたものです。
塩田の起源について疑問に思ったギルダ・ビュロンは、約2000年前の太陽塩製造技術の出現に光を当ています。学術的、歴史的、民族学的、言語学的なアプローチにより、2世紀から20世紀の間にブルターニュでヨーロッパ特有の海洋農業システムがどのように発展したのかを理解することができます。
17世紀から19世紀の経済史を辿りながら、貿易の組織について考察し、国際的な海上貿易においてゲランドの塩の地位が高まりました。また、塩税制定(1806~1945年)までのガベール時代の課税の影響についても分析しています。
最後に、...21世紀の夜明けに塩田と塩田労働者がゲランドの象徴的な存在となる以前の、19世紀から20世紀にかけての専門家団体の競争と塩田農業の衰退との闘いが描かれています。
「フランスレストラン」に魅せられて
一般財団法人フランスレストラン文化振興協会(APGF)
コーディネーター 遠山詳胡子
単行本: 310ページ
出版社: 株式会社キクロス出版
ISBN: ISBN 978-4-434-28817-3
発売日: 2021年4月27日
フランス食文化を支える3要素「AOC」「MOF」「子供の味覚教育」に着目しています。
AOC(原産地呼称統制制度で、後にEU統合でPGIに発展)の項ではゲランドの塩が最初に取り上げられてます。
第二次世界大戦によって塩田が荒れ果て、担い手も失い、消滅の危機にあったゲランドの塩ででした。
その時に、パリの5月革命(1958年)を担った若者たちがやってきて、ゲランドの塩田の復活に取り組みました。
後にゲランドの塩生産者組合が発足されて現在に至ります。
塩田の復活は地域の自然の復活でもありました。だからこそシェフたちはこれを支持し、連携する行為の現れとしてゲランドの塩を使うようになったのです。そしてゲランドの塩はグラン・シェフお墨付きというブランドを確立しました。
定期刊行物での紹介記事は『ゲランドの塩が紹介された定期刊行物』をご覧ください。