ゲランドの塩 ル ゲランデ

 

“フルール ド セル” はゲランドの塩から生まれた言葉です 


『フルール ド セル』としてIGP(PGI)で認められているのはゲランド産の塩だけです。これにより原産地や自然なものであること、収穫方法に関して保証されています。
日本でもGI制度の相互保護の規定により『ゲランドの塩 フルール ド セル』は保護されています。

『フルール ド セル』のIGP(PGI)の要件事項
ル ゲランデ 『フルール ド セル』 の特徴

シーズン中の収穫のタイミングは 1日に1回夕方頃結晶池の表面に乾いた海風が吹いている時です。
これによって、すぐさま水面に乾燥状態が起こり、フルール ド セルが結晶化します。
この結晶は、底面が四角いビラミッドの形状(後述)をしており、2~3時間浮かんでいられる、という特徴があります。
フルール ド セルはもし掬い取らなければ、沈んでグロ セルと混ざってしまいます。そこでパルディエ(塩職人)は、毎日、自分たちの塩田を巡って、できたばかりのフルール ド セルを収穫しなければなりません。
時間との戦いですので、パルディエは仲間たちの力を借り、自分たちの幾つかの塩田で収穫を確保します。

フルール ド セルの真実

文章も含めて転載・複製・改変等は禁止します。

好条件が重なったフルール ド セル収穫風景

収穫したフルール ド セルは、パリュディエ(塩職人)が手作業で選別し、異物があれば取り除きます。
ゲランドの塩生産者組合に届いたら、目視と機械によるチェックを行って入念に検品し、清潔さや湿り気、色などを確認します。
その後、フルール ド セルは、製品として包装されるまで、専用の倉庫で特製の容器で安全に保管されます。

フルール ド セルの成分やミネラルについては「成分・特性」のページを御覧ください。

『フルール ド セル』 はピラミッド型結晶!!

ル ゲランデ フルール ド セルはビラミッド形結晶

ピラミッド型の結晶はゲランドの塩の特徴です。
前述の通り、ル ゲランデ フルール ド セルは水面にピラミッド型に結晶した塩を掬い取っています。
このピラミッド型のやや大きめの結晶は、口に含むと緩やかに溶けるので、塩味もまろやかです。
その特徴からふり塩として用いることで食材や料理の風味を引き立ててくれます。サラダ,フォアグラ,トリュフ,ステーキのトッピング等、そのままの食感を楽しむ時にお使いください。
また、水面で結晶しますので、異物混入がほぼなく、色は純白です。

参考:フルール ド セルの結晶比較 ※外部リンク

ゲランドの塩生産者組合のル ゲランデ 『フルール ド セル』
『フルール ド セル』 の誤認情報にご注意ください

日本ではフルール ド セルという名称に対して思い込みによると思われる誤った表現が散見される様になりました。ご注意ください。
  「最初に結晶した」 「一番塩」 「初摘み塩」 などの表現は意味不明です。
一度でも現地を見たことがある人なら、この表現が間違っていると理解できるでしょう。
前述の通り、ゲランドではシーズンが始まると塩は出来続けるのです。そして『フルール ド セル』は温度・湿度・風の条件がそろった時に水面に自然結晶します。パルディエ(塩職人)はすかさずそれをすくい取ります。

ゲランドの塩『フルール ド セル』 は地理的表示(GI)保護制度で保護されています

IGP(PGI)は地理的表示(GI)保護制度です。日本でもGI制度で、“伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地等の特性”、且つ“品質等の特性” に結びついている産品が保護されています。
GI制度を設けている国家間には相互保護の規定があり、『ゲランドの塩 フルール ド セル』も相互保護の品目として GI制度により保護されています。
農林水産庁『指定の公示について(指定番号第99号)』を御覧ください。

フルール ド セルがIGP(PGI)で認定されるまでに、本来のフルール ド セルが名乗れない不遇の期間がありました。
詳しくは 『フルール ド セル』復活を御覧ください。

© 株式会社ナック
ゲランドの塩生産者組合から提供された画像は掲載許可を受けています。文章も含めて転載・複製・改変等は禁止します。

株式会社ナック ゲランドの塩生産者組合 正規販売輸入元

株式会社ナック ゲランドの塩の正規輸入元 株式会社ナックは食塩の輸入が可能になった1997年からゲランドの塩生産者組合の「ナチュール・エ・プログレ(ヨーロッパオーガニック農業連盟)準拠」の塩を正規に取り扱っております。
・ 東京税関登録塩特定販売業者
・ 関東財務局登録塩卸売業者

海塩への嗜好は世界的に拡がりつつあります。日本におきましても、1997年4月に旧来の『塩専売法』が廃止され、それに伴って塩事業法が施工されました。
この規制緩和によって、食用としての塩の輸入が可能になりました。弊社におきましては、それ以前からタラソテラピー(海洋療法)関連の化粧品を輸入しており、ゲランドの塩を使用した浴用化粧品として既に輸入していました。その実績を踏まえて弊社では、同年4月に食用としての『ゲランドの塩(PALUDIER/パリュディエ)』を輸入し、日本のマーケットの中ではトップを走って販売を開始しました。
その後、ゲランド地方の伝統的な製塩を質・量ともに守り続けて行くと言うスタンスに共感し、取り扱いブランドを『ゲランドの塩生産者組合』の製品へ変更して日本に紹介し続けています。

ゲランドの塩の検品シール 弊社では輸入したゲランドの塩 商品を一品一品、パッケージの検品を行って、お客様のお手元にお届け致します。
左のシールが検品した信頼の証です。検品時に日本向けの栄養成分表示シールも添付しております。 お客様が安心してお使いいただける様に、常に心がけております。

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